先日「100均」ライトを、紹介しました。
今回は、そのライトを使って、「面白いアイテム」を作ったので紹介したいと思います。
「100均」商品だからこそ、改造が出来てしまう。そんな商品になります。
「100鈞」くまさんを「フルカラー」に
以前、「100均」ライトを、紹介しましたが、そのライトを使って、「お遊びアイテム」を作ったので紹介します。
参考にしてください。
「100均」くまさん
使ったのは、「100均」に売っている、電球で光る、くまさんです。
電球で光る、くまさんを改造して、「フルカラーLED」で光る「くまさん」に、しています。
同じくフルカラーLEDを使った、アイテムとして、フルカラーLEDペンライトを、こちらで、まとめています。
参考にしてください。
点灯
「フルカラーLED」を使っているので、点灯色は、「全7色+イルミネーションモード+点滅モード」です。
スイッチを押すごとに、順番に色が、変わっていきます。
イルミネーションモード
ゆっくりと、色が変わっていきます。
PICマイコンで、「赤、青、緑」 の、点灯長さを、調整することにより、イルミネーションモードが可能となります。
まさしく、イルミネーションモード。
点滅モード
点滅しながら、色が変化していきます。
PICマイコンで、「赤、青、緑」 の、点灯を、変えていくことにより、点灯モードが可能となります。
色を変えつつ、点滅させています。
意外に、きれいに光ります。
製作秘話
電池BOX部の改造
100均くまさんは、電球で光るタイプなので、最初から電池が、入るようになっています。
しかし、そのまま使うと、 単3×2個 で、電圧が「3V」にしかならなく、PICマイコンと、フルカラーLEDを、点灯させるには、3Vでは、不足です。
従って、「1.5V × 3本 = 4.5V」の電圧を確保すべく、単四×3本 の、電池BOXを、取り付けました。
スイッチ付きの電池BOXを取り付けると、ON-OFF操作が出来るので、お勧めです。
電球⇒ フルカラーLEDに変更
複数色で、光らせるためには、フルカラーLEDが、最適です。砲弾型、チップ型とありますが、調達しやすく、且つ安い、
砲弾型のフルカラーLEDがお勧めです。
デメリットとしては、光が、直線的になってしまいます。チップ型の方が、広角に光らせることが出来るので、物によって選択が必要です。
広角に光らせることができるライト、COBライトを、下記で、まとめています。参考にしてください。
点灯切り替えスイッチの追加
これも、大事なところです。色を順番に、送っていくための、スイッチが必要です。
実スイッチの他に、「音」や「振動」で、スイッチ「ON―OFF」する方法もありますが、安く仕上げるには、プッシュ式のスイッチを付けるのが、最適です。
プッシュ式スイッチは、誤動作等の心配も無いので、お勧めです。
マイコン(PIC)の追加
心臓部のマイコンです。「マイクロチップ社」の「PIC12F675」を使用しています。
PIC詳細は、マイクロチップ社で、確認して下さい。
回路図
回路図になります。
必要部品
部品 | 数量 |
---|---|
フルカラーLED | 1個 砲弾型 カソードコモン |
PIC12F675 | 1個 |
ユニバーサル基盤 | 1式 |
抵抗・セラコン | 1式 |
タクトスイッチ | 1個 |
100均くまさん | 1個 |
レビュー
「100鈞」商品だからなせる業です。最悪ダメになっても、出費は、110円で済みます。
100均商品は、良くも悪くも、作りがシンプルで、改造し易いです。
ただし、デメリットとして、幼児、子供のための、「誤飲防止」「けが防止」と言った、キメ細かな設計は、なされていません。
子供が小さいうちに、「100均」玩具を、勧めない理由は、ここにあります。ちゃんとした、玩具メーターが出している玩具は、気遣いが違いますので、安心です。
子供用の100均の玩具をまとめています。参考にしてください。
マイコン「PIC」を使っているので、多少の知識と、ROMライターなどが必要になります。PIC自体は、150円程で購入可能ですが、さすがに、ライターは、少々お高いです。
時間と、先行出費が、かかりますが、作ってみては、いかがでしょうか
ライターや、PICなどは、秋月電子通商で購入可能です。
まとめ
「100均」で購入できるライトの、「100均くまさん」の、光り方を変えてみました。
「100均」商品を、そのまま使うだけでなく、ちょっと、いじってみて、新たな商品として、使ってみるのも面白いと思います。
是非、いろいろと挑戦してみてください。
「100均」商品、改造ネタについては、また、紹介します。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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